介護士は、給料が低い点がデメリットだと言われていますが、苦労をするのはそれだけに留まりません。肉体的にも精神的にもハードで、特に人間関係の構築がうまくできないと辛い思いをすることもあるでしょう。
同僚との人間関係も大事ですが、やはり一番重要なのは利用者との関係です。きちんとコミュニケーションが取れていないと、関係が悪化してしまうことも考えられます。そうすると、仕事がとてもやりにくくなります。相手も人間で、しかもお年寄りですから、なかなか機嫌を取ることは難しいです。
もしも本当に関係構築がうまく行かなかったときには、担当を替えてもらうなどの工夫も必要になってきます。人間同士ですから、いいときもあれば悪いときもあります。相性もありますし、女性なら男性介護士の世話になりたくないというケースも出てくるでしょう。そうした問題をすべて解決して行かなければ、まともな仕事はできません。ケアマネージャーや介護相談員が、こうした問題については考えてくれます。もしも利用者との相性が悪いと感じたなら、積極的に相談をしてみるのがいいでしょう。結局はその方が、利用者に取ってもいいことだからです。ただ、相性はありますが自分から利用者のことを嫌いになるのだけはやめておきましょう。
与えられた仕事はきちんとして、安全を確保し、個人の尊厳を守るという基本のところは、何があっても忘れてはいけません。介護職における信頼関係についてや雑談力の磨き方などコミュニケーションの築き方や基礎介助のことについてなど参考にできるサイトがあったので紹介します◎◎介護職スタートアップ講座◎◎